草本系バイオマスを用いた新規窒素除去技術の開発
公開日 |
2023-12-19
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大分類 |
グリーンイノベーション |
中分類 |
環境・資源・エネルギー |
小分類 |
- |
研究者 |
教授 金 主鉉
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所属 |
秋田工業高等専門学校 創造システム工学科 土木・建築系
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アルカリ処理を行った草本系バイオマスは、生物学的な窒素除去に不可欠な炭素源、リン源、さらに生物付着担体として機能し、硝酸汚染地下水の浄化や埋立地浸出水中の窒素除去への活用が期待できる。
新規窒素除去技術では、カーボン・ニュートラルな草本系バイオマスを担体として反応槽に充填し、硝酸性窒素が含まれている排水等に接触することで、易分解性有機物やリン酸態リンを供給することなく脱窒を行うため、窒素除去におけるコスト削減とCO2排出の軽減が可能となる。また、薬注タンクが要らないため、水処理設備がコンパクトになる。
水質浄化に興味のある企業・自治体研究機関の協力を期待する。
研究者
秋田工業高等専門学校 創造システム工学科 土木・建築系 教授 金 主鉉
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問い合わせ先
秋田産学官ネットワーク事務局
E-mail:collabo-akita@mail2.pref.akita.jp