産学官連携事例集

宵の星々

2022-11-12

○商品名:宵の星々

○研究開発メンバーと役割
・酒蔵5社(刈穂酒造(株)、金紋秋田酒造(株)、(名)鈴木酒造店、出羽鶴酒造(株)、(有)奥田酒造店):宵の星々の製造

・大仙市:プロジェクトの企画、大仙市広報誌を介したプロジェクトのPR
・秋田大学教育文化学部益満ゼミナール:プロジェクトの企画、プロモーション

・FMはなび:FMラジオ及びYouTube動画によるインタビュー番組の制作協力
○ポイント

 秋田大学教育文化学部益満ゼミナールでは商品の販売に影響するプロモーション(魅力の伝え方)について研究している。

 今回、当ゼミは大仙市役所と大仙市内の5つの酒蔵と連携し、「醸して大仙」プロジェクトを企画した。このプロジェクトは、大仙市内の酒蔵5社の日本酒(720mL)1本ずつを入れた5本入りのセットを宵の星々と命名し、統一ラベルで販売するものである。このプロジェクトの中で、当ゼミの学生が企画・実施した酒蔵5社とのインタビューをFMラジオ番組、YouTube動画番組として制作し、ツイッターとインスタグラムを介して県内外にPRするプロモーション活動を行ったところ、完売となった。

 今回、宵の星々が完売となった理由としては、プロモーションによる商品認知効果が非常に高かったことによるものと思われる。
○取組の成果
・令和4年3月から大仙市5酒蔵の日本酒を統一ブランド「宵の星々」として販売開始
〇関連情報
・大手通販サイト吟醸酒部門売上第2位
・新聞掲載9件(令和3年2月~令和4年10月)
・テレビ放送3件(令和4年2月)
・ラジオ放送7件(令和3年6月~令和4年3月)
・雑誌(全国紙)3件(令和3年5月~令和4年7月)
・YouTube動画6件(令和3年5月~令和4年7月)「ノメバミヤコ」(令和3年12月~令和4年2月)
・Instagram85投稿「醸して大仙」(令和3年6月~令和4年10月)
・Twitter6投稿「醸して大仙」(令和4年9月~10月)

〇関連リンク
・Instagram: kamosite_daisen(醸して大仙)
・Twitter: Kamosite_daisen(醸して大仙)

・2020 年度パイロットリサーチプロジェクトの成果
 https://www.akita-u.ac.jp/eduhuman/guide/pdf/magazin/minaoto_36.pdf

宵の星々1
宵の星々2