圧延加工により導電性高分子複合材シートを製造する方法
公開日 |
2020-04-24
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大分類 |
ナノ・材料・ものづくり |
中分類 |
成形加工 |
小分類 |
- |
研究者 |
《研究代表者》
准教授
境 英一
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所属 |
秋田県立大学システム科学技術学部機械工学科
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本発明は、カーボン系フィラー(カーボンブラック、カーボンナノチューブ、グラフェンあるいはその組み合わせなど)を熱可塑性樹脂に添加した導電性高分子複合材料シートの圧延加工による製造方法に関するものです。高い導電性を得るには大量にカーボン系フィラーを添加する必要があり、従来技術の多くは大量のフィラーの添加により導電性が向上する一方で材料の力学特性が大きく低下します。しかしながら、本発明は高い導電性を維持しつつ力学特性を高めることができ、その特徴は下記のとおりです。
・強度や靱性に優れた導電性シートの製造方法
・表面抵抗率が100Ω/sqをもつ導電性複合材料の製造方法
・シート成形工程へのインラインが可能であり、連続加工が可能
想定される用途は、下記のとおりですが、これに限るものではありません。
・電磁波シールド材
・帯電防止ロール
・電子部品カバー
【キーワード】 部材の締結,鋳造,金属プレス加工,位置決め,切削加工,繊維加工,高機能化学合成,熱処理,溶接,塗装,
めっき,発酵,真空
【知的財産権】特開2018-069693「圧延加工による導電性高分子複合材料の製造方法およびその成形方法」
研究者
秋田県立大学システム科学技術学部 機械工学科 助教 境 英一
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問い合わせ先
秋田産学官ネットワーク
E-mail:collabo-akita@mail2.pref.akita.jp