秋田県の共同研究のご提案

微生物を利用した廃棄物等からの有用金属回収技術の開発

公開日 2020-04-24
大分類 ナノ・材料・ものづくり 中分類 バイオテクノロジー・環境・資源・エネルギー 小分類 -
研究者

教授 
宮田 直幸

所属

秋田県立大学
生物資源科学部 生物環境科学科

金属資源の安定確保、循環型社会の構築および廃棄物の適正な管理の観点から、使用済電気電子機器部品や廃触媒等の廃棄物からの有用金属(レアメタル、レアース)の回収・再資源化が重要な課題になっている。また、金属含有スラッジや金属含有廃水などから有害金属を効率よく除去・回収する技術の開発も急務の課題である。私たちの研究グループでは、微生物がもつ特殊な能力-金属の代謝作用を利用して、廃棄物や廃水からの有用金属回収技術の開発を進めている。
 
(1)マンガン酸化菌を利用した排水、地下水からの微量金属イオンの回収
微生物がつくる高機能型マンガン酸化物鉱物を利用して、廃水や地下水に含まれる微量金属イオンを高効率で吸着回収できることを明らかにしてきた。
 
(2)好酸性鉄酸化菌を利用した廃棄物からの有用金属回収
好酸性鉄酸化菌は希硫酸溶液中で鉄イオンを酸化して増殖する微生物である。この微生物を利用したバイオリーチング技術(微生物による金属浸出)を開発し、廃電子基板から高効率で金属回収できることを明らかにしてきた。現在、種々の金属含有廃棄物への展開を検討している。
 
廃棄物処理・金属リサイクル産業が集積している秋田県において、生物機能を利用した低環境負荷で低コストの新しい金属回収・再資源化技術の創出を目指しており、関連企業との共同研究を希望している。
 
                                 ↓ 図はクリックすると大きくなります

問い合わせ先

秋田産学官ネットワーク事務局
E-mail:collabo-akita@mail2.pref.akita.jp