秋田県の共同研究のご提案

秋田杉を原料とした高機能性消毒用エタノールの製造技術

公開日 2016-09-06
大分類 グリーンイノベーション・ライフイノベーション・ナノ・材料・ものづくり 中分類 バイオテクノロジー・医学・薬学・農林水産・食品 小分類 -
研究者

場長 進藤 昌

所属

秋田県総合食品研究センター 醸造試験場 

 秋田杉を原料としたバイオエタノール生産技術の開発を行い、微粉砕された秋田杉を原料にして酵素と酵母を用いた同時糖化発酵によりバイオエタノール製造する技術を確立した。
 バイオエタノールは、ガソリンの代替燃料としての利用が期待されているが、実用化までにはまだ時間を要する。そこで、消毒用エタノールへの利用を検討した。その結果、秋田杉の葉に、強い抗菌・抗ウイルス成分が含有していることが判明した。秋田杉の成分を含有したバイオエタノールは、新規な消毒用エタノールとして市場価値の高い商品になることが期待される。これまでに、秋田杉の葉から抗菌物質を抽出する方法として減圧蒸留により特異的に抗菌物質を抽出する技術を開発し、特許出願を行った。本方法で製造された消毒用エタノールは、強い抗菌・抗ウイルス能を示すだけでなく、杉由来の香りを有している。現在、介護施設や老人ホームなどでは、環境の殺菌の他に臭いのマスキングや癒し効果が要望されている。また、食品工場やレストラン等では天然物由来の中性タイプの消毒用エタノールが求められている。本製品は、これらのニーズを満足できるものである。

 本技術は実用化研究の段階であり、秋田杉の葉を原料とした秋田オリジナルの製品を生産する新規産業になりうる。

 本技術および産業化に興味のある企業と一緒に実用化を目指したいと考えている。

 

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©秋田県
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問い合わせ先

秋田産学官ネットワーク事務局
 E-mail:ican@collabo-akita.net