機能性表示食品の開発に取り組んでみませんか
公開日 |
2019-03-20
|
大分類 |
ナチュラルイノベーション |
中分類 |
農林水産・食品 |
小分類 |
- |
研究者 |
《研究代表者》主任研究員 佐々木 玲
|
所属 |
秋田県総合食品研究センター 醸造試験場 食品生物機能グループ
|
近年、生活習慣や加齢による疾病、社会生活によるストレスといった健康リスクへの対策として、食の重要性がますます高まっています。これまで機能性を表示できる食品は、国が個別に許可した特定保健用食品(トクホ)と、国の規格基準に適合した栄養機能食品に限られていましたが、2015年に制度化された機能性表示食品制度では、事業者の責任において科学的根拠に基づいた機能性表示が可能となり、機能性をキーワードとした食品の高付加価値化や差別化に大きな期待が集まっています。
天然に広く分布するアミノ酸の一種であるGABA(γ-アミノ酪酸)には、血圧上昇抑制作用や抗ストレス作用など様々な生理機能性が報告されています。秋田県総合食品研究センターでは、このGABAを豊富に含む機能性食品素材、米ぬか乳酸発酵GABA粉末を秋田銘醸株式会社と開発しました。同素材を加工食品に所定量添加することで、GABAを機能性関与成分とした機能性表示食品の開発が可能です(図)。
機能性食品素材を用いた機能性表示食品の開発や新たな機能性食品素材の研究開発に関心がある企業の皆様は、当研究センターにご相談ください。
研究者
秋田県総合食品研究センター 醸造試験場 食品生物機能グループ 主任研究員 佐々木 玲
↓図はクリックすると大きくなります
問い合わせ先
秋田産学官ネットワーク
E-mail:collabo-akita@mail2.pref.akita.jp